モトケンが言いたかったこと - 元検弁護士のつぶやき
「東京の妊婦死亡事故」でも、医療側からの問題点の指摘と改善に対する考え方でも出てくるかなと期待したんですが、責任回避論や用語問題にかこつけた責任否定論が目につくことになりました。
そういう主張をしている人は、それが医療を守ることになると思っているのかも知れません。
しかし、私の認識は逆です。
医師は自分のことしか考えていない。患者のことなんか二の次だ。
と感じる人のほうが多いのではないかと危惧します。
「どうして医者は聞く耳をもたない(ように見える)のか」で裁判官ブログを紹介した人がいました。
裁判官を非難するコメント群を紹介することによって自説の根拠を示そうとしたようです。
しかし、あのコメント欄を読んだ非医療者がどういう印象を受けるか、については全く無神経というほかありません。
モトケンはミクロを論じているのかマクロを論じているのかわからないという指摘がありました。
あえて言えば超マクロです。
私は、個々の医療制度を問題にしていたのではないのです。
医療製度を語る姿勢や考え方を問題にしていたのです。
もちろん、それぞれの医師の姿勢や考え方を問題にしたのです。
(私にではなく)一般市民に対するコミュニケーションを考えてほしかったのです。
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